ベンツ W164 ML エアコン修理 エンジン異音

2019/08/29 ブログ

本日もお疲れ様です!groom西山です。

今回は、W164MLのエアコン修理です。

お客様から、エアコンパネルの温度調整がおかしいのと、効きが悪い。

エンジンルームから異音があるとのことです。

 

さっそく見ていきましょう!

エアコンパネル(クライメート)の症状ですが、左右の温度調整を動かしてもランプが行ったり来たりで温度が変わりません。

エアコンパネル本体が故障しているみたいです。

このタイプのエアコンパネルでは、そこそこ事例があります!

部品を取り外して並べてみました!

右が新品です。

センターのボタン位置が変わっています!

品番変更で対策品になっているのかもしれません!

 

取付後、テスターでコーディングをして正常に戻りました!!

 

続いてエンジンルームの異音を診ていきます!

エンジン前側から音がしています!

回転に合わせて音がしているので、ベルトのベアリングなどが怪しいです!

ベルトを外し単体点検....何個か音が出ています!

それと

エアコンのコンプレッサーからも音が出ていました。

エアコンの効きが悪いもう一つの原因ですね!

Bosch ACSでエアコンガスを回収。

回収が終わったら、各ベアリングとコンプレッサーを外していきます。

外れた部品です!

コンプレッサーのオイルを出して、汚れと鉄粉がないか見ます!

鉄粉などは無さそうです!

鉄粉などが出ている場合は、配管内のクリーニングとほかの部品も交換しないといけなくなるので修理代がかなり掛かってしまいます....

新しいベアリングとコンプレッサーを取り付けました。

もう一度Bosch ACSを接続して真空引きとガスを入れます!

真空引きをすることで、配管内の汚れと古いオイルも回収できます!

新しいガスとオイルが入りました。

 

規定量が970g

結構ガスも少なかったです。

施工後はガスも規定量入りました!!

 

エンジン始動!

エンジンの異音も消え、エアコンもキンキンに冷えるようになりました!