フィアット パンダ 車検整備

2019/09/04 ブログ

本日もお疲れ様です!groom西山です。

今回は、フィアット パンダの車検整備をします!

お客様が中古で仕入れてきた車です。

 

早速見ていきましょう!

 

まず検査ラインを通して保安基準に適合しているか見ます。

サイドスリップが基準値から大きく外れています!

さらに、ヘッドライトのカットラインも逆に出ています!

何かおかしいです....

 

続いて、下廻りとエンジン廻りを点検します。

 

すると...

右側のラックブーツが外れていて、ブーツも変形していました....

さらに点検を進めていくと、ウォッシャーも出ません!

モーター音も聞こえません!

ウォッシャー液を補充したら、下から漏れてきました....

これはまさか....

 

お客様に確認したところ、フロントに修復歴があるとのことです!

見た目ではわかりませんが、かなりの遣っ付けで直したみたいです....

 

お金は掛かってしまいますが、しっかり直していきましょう!

フロントバンパーを外して、ヘッドライトとウォッシャータンクを交換していきます。

外したウォッシャータンクとポンプです。

タンクは、割れて穴が開いています!

ポンプも頭が取れていました!

 

両方とも新品に交換します。

ヘッドライトの交換です。

こちらが付いていたヘッドライト!

赤い矢印の横線を見比べてください!

 

 

こちらが新品のヘッドライト!

ちょっと分かり難いですが

付いていたほうは、左の線が下がっていて、右側はちょっと下がっています。

新品は、左の線がちょっと下がっていて、右側は下がっています。

 

新品をつけて、ライトテスターに当ててみます!

ちゃんとカットラインが、左上に向かって出るようになりました!

 

日本など左側通行の国では、カットラインが左上に出ないと対向車が眩しかったり、左の歩行者などを発見しにくくなったりしてとても危険です!!

日本では車検も通りません!海外は知りませんが....

 

変形していたラックブーツを交換して、サイドスリップを基準に戻します。

後、消耗品も交換しました!

 

整備完了後、陸運局に持ち込んで検査を受けます。

 

無事検査も受かり、新しいナンバーも付きました!